工藤(孝)@延岡西です。
五ヶ瀬川堤防に設置されている『畳堤』をご存知ですか?
洪水の際に堤防を嵩上げするために、天端に畳を嵌め込む仕組みのことで、紺屋町、船倉町、祇園町、中央通、北町などに残っています。一見、単なる欄干にしか見えませんが、欄干の横木にスリットが切られており、その間に畳を挟み込むことができるようになっています。
この仕組みは、昭和の初期に約2,000メートルにわたって設置され、現在でも980メートルが現存しています。全国的にも珍しい設備で、他には、揖保川(兵庫県たつの市)、長良川(岐阜市)に存在しています。
今回、市の助成を受け、「五ケ瀬川の畳堤を守る会」(木原万里子会長)がこの畳堤を紹介するDVDを制作されました。また、同様の動画がYoutubeでも公開されています。
Youtube 畳堤紹介
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